両親の新居

家を新築する、という話を両親に聞かされたのは、私が大学進学のために家を出て2年目のことでした。それまで20年以上にわたって、家族が住んでいた木造住宅は傷みが激しくなっており、両親は敷地内に新居を建て、古い家を取り壊すことにしたのです。

どうせなら自分もその中に住んでみたかった…と、微妙に心にわだかまるものがありました。神主さんをよんでの地鎮祭の折にはたまたま帰省していて、その場に居合わせたのですが、蒸し暑い中庭の若木に芋虫が群がり、むしゃむしゃと葉を食べつくしている様子ばかりが目につきました。

数か月後にまた帰省すると、新居はすっかり完成して引っ越しも済んでいました。驚いたことに、小さな「私の部屋」があるというのです。普段は客室のように使うけど、いつでも帰ってきていいんだよ、という両親の無言の優しさが感じられ、私はそれまで抱いていた負の感情を恥ずかしく感じました。

ところがそれからずいぶん経った今。両親は「もうー広いばっかりで使いにくいったらありゃしない。」と、二人暮らしには広く作りすぎた家をぼやいています。もう少し私が頻繁に帰省するべきなのです。ごめんなさい。

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